こんにちは。
焚火大好き人間・ポポです。
このキャンプブログ『POPO CAMP』をはじめて、もうすぐ3カ月が経過しようとしております。
ポポ
そしてこの3カ月間、当ブログに「雨・焚き火・キャンプ」といった検索ワードで流入してくる方が多いことがわかりました。
ポポ
ポポもキャンプを始めてすぐの頃から、キャンプ最大の楽しみ=焚き火であります。がしかし、焚き火の天敵は雨です。
雨の日でもテント泊をすることはできますが、焚き火となると難しいですよね。そう、雨天時は焚き火というキャンプの楽しみがひとつ失われてしまう・・・
そこで、ポポが下した結論は・・・
ポポ
焚火対応の難燃タープがあれば、雨の日でも大好きな焚き火をたっぷり楽しむことができちゃうわけです。
こうして購入したのが、テンマクデザインの焚火タープコットンヘキサです。もう購入して1年が経過したので、こちらのタープについてレビューしてみようと思います。
目次
焚火タープについての基本情報
商品レビューの前に、焚火タープに関する基本情報をまとめてみます。
なぜ普通のタープではダメなのか?
ここで言う普通のタープとは、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維生地が素材となっているタープのことを指しています。
ポポ
化学繊維は燃えたり溶けたりしやすいので、そのタープの下で火の粉が飛ぶ焚き火をするのは危険です。実際に火の粉で穴が空いてしまったとなれば、雨天時に雨漏りしてしまい、タープ本来の役目を果たせなくなってしまいます。
また穴が空く程度ならまだしも、燃え広がったりする危険性もあるので絶対にやめましょう。
ポポ
難燃素材について
焚火対応タープをいろいろと探してみると、2種類の難燃素材があることがわかりました。それは、コットンとT/C(テクニカルコットン)と呼ばれる素材です。
ポポ
コットンとは、コットン100%生地のことです。T/C(テクニカルコットン)とは、コットンとポリエステルの混紡生地で、ポリコットンと呼ばれることもあります。
どちらもコットンが含まれていることから、火の粉による穴があきにくい素材となっています。
コットンとT/Cの違い | |
---|---|
コットン | T/C |
重い 価格が高い 難燃性 ◎ 遮光性 ◎ | 軽い 価格が安い 難燃性 〇 遮光性 〇 |
違いについて簡単にまとめてみました。
コットンの方が重くてお値段も張るけれど、その分、機能面で優秀ってことですね。
使用上の注意
いくら火の粉に強い難燃タープとはいえ、全く燃えないというわけではありません!タープ本体には防炎加工がされていないものがほとんどですので、幕に炎を近づけすぎないように注意しましょう。
焚火タープコットンヘキサのレビュー
まずは、スペックを確認していきます。
◇商品名
TAKIBI-TARP COTTON HEXA(焚火タープコットンヘキサ)
◇素材
本体:コットン(表面撥水加工・抗カビ加工)
パイピング部分:ポリエステル
◇サイズ
本体:570cm×560cm
◇重量
約8.1kg(本体6.85kg)
◇付属品
張り綱(10m×2本、3m×4本)、収納袋
GOODポイント
タープの下で焚き火ができる
もうこれはわざわざ書くまでのこともないのですが・・・
火の粉に強いコットン製のタープなので、その下で焚き火をしてもOK!雨の日もゆっくり焚き火を楽しむことができます。
遮光性抜群!夏でも涼しい日陰を作る
本来のタープの役目である、日よけ機能はとてもとても優秀です。これは、実際に使ってみて1番驚いた点です。
以前、ポリエステル製のタープを使っていたときは、生地が日光を通してしまっていました。なので、タープの下にいるのにもかかわらず、眩しかったり、暑くてじんわり汗ばんだり。。。ラジバンダリ。。。
ポポ
コットン製タープはその生地が非常に分厚いため、遮光性が抜群に良く、濃い影を作り出すことができます。おかげで眩しいと感じることは一切なくなりましたし、木陰のような涼しさを体感できます。
ポポ
防水性もあなどれない
コットンは水を含むと、繊維の1本1本が膨張していきます。それによって生地の目がつまり、防水性が生まれます。
サイト内に小さな川ができるほどの大雨に降られたことがあるのですが、雨が滴るようなことは一切ありませんでした。
美しいシルエット
ビジュアルの問題に関しましては、個人の好みに左右される部分が大きいかとは思いますが、ポポはこの曲線美を大変気に入っております。
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BADポイント
濡れたら乾きにくい
パラつく程度の雨や結露で濡れるくらいであれば、それほど問題ではありません。撤収前に晴れていれば、そこそこ乾きます。
問題なのは、大雨が降った場合。コットン繊維の奥まで濡れてしまうと、乾くのにかなり時間がかかります。
また、湿ったまま保管するとカビが発生してしまう可能性大!撤収後日に、しっかりと乾くまで家や公園で干すなど、アフターケアをしっかりしましょう。
ポポ
お値段が高い
タープ本体だけで3万円以上のお値段がします。そしてポール・ペグ・ハンマーが別売りのため、+αの出費も覚悟してください!
写真のアルミ三角自在も、あとから追加購入したものです。
レビューまとめ
大きくて重い焚火タープではありますが、設営方法は他のタープと変わりません。ポポ1人でもラクラク設営可能です。
通常のタープに比べると明らかにお値段が高いですが、天候に左右されずに焚き火を楽しめる夢のようなギアです。焚き火好きキャンパーさんにとっては、間違いなく購入を検討した方が良いと思います!
そして、雨の中でする焚火がとても雰囲気がいいんです。雨の音を聞きながら、炎をながめる時間はなんともまたオツなものです。
また、焚き火ができるという点だけでなく、遮光性が高いので日よけとしての性能も抜群。ポポがはじめに買ったポリエステル生地のタープは、今では全く使用しなくなりました。
ポポ
いかがでしたでしょうか。何か参考になれば、うれしいです!
↓↓↓ レビューしたタープはこちら ↓↓↓
こちらも注目!人気の焚き火対応タープ
今回の記事で紹介したタープの他にも、焚き火対応の難燃タープがいろいろと販売されています。メーカー別に少しだけ紹介していきます。
テンマクデザイン
焚火対応タープの中でも、2万円以内で買えるのが「ムササビウイングTC焚火バージョン」。ソロキャンプや少人数での利用に最適なサイズです。こちらの素材は、コットン混紡生地となっています。
そして、今回レビューしたタープのフォルム違いである「焚火タープコットンレクタ」です。素材はコットン100%。別メーカーではありますが、スノーピークのブラウン色系テントと色の相性が良いです。
ノルディスク
かわいいシロクマプリントでおなじみのノルディスクからも、T/C素材のタープが発売されています。ノルディスク製テントを持っているなら、これ一択でしょう!
スノーピーク
2019年、スノーピークでは初の焚き火対応タープが発売されました!
タープ本体はポリエステルなのですが、T/C素材のインナールーフが付属しているので、タープ下での焚き火を楽しむことができます。
ソトラボ
ソトラボの「cotton KOKAGE wing」は、コットン100%の透湿防水素材でつくられています。そして何といっても、フォルムが美しいですね!
ポポ
以上、ポポでした。