こんにちは、ポポです。
今回は、スノーピークの「缶クーラー350」をレビューします。
▼今回レビューするキャンプギアはこちら
ではレビュー記事にいってみましょ~
目次
「缶クーラー350」の基本情報
「缶クーラー350」は2020年12月に発売されたスノーピークの保冷缶ホルダーです。末尾の数字「350」は、350mLのアルミ缶専用であることを意味しています。
▼簡単にスペックを紹介します。
材質
ステンレス
サイズ
直径72×高さ112mm
容量
350mL
重量
120g
購入した経緯について少しふれますと、2020年の暮れにアウトドアブランドのsnowpeakさんから2021年度カタログが自宅へと届きました。ちなみにこのカタログは、スノーピークのポイントカード会員の中から一定の条件に当てはまると無料でもらえます。
そして誌面の新製品コーナーに掲載されていた缶クーラーを見て、直感的に「コレ欲しい~!」と思いました。
実はわたくし、ビールが大好き!とくにキャンプでの乾杯は至福のひとときです。
しかしキャンプでの調理や焚き火など他のことに気を取られて、いつの間にかビールがぬるくなってるなんてこともしばしば。そこでこの缶クーラーがあれば、時間が経っても冷たいビールが味わえるということで購入意欲がグイーンと爆上がりしたというワケです。
そんなこんなで、発売直後にアウトドアショップで購入。同時発売で500mL缶専用の「缶クーラー500」もありましたが、いつもキャンプで飲むビールが350mL缶だったので「缶クーラー350」にしました。
「缶クーラー350」の特長
缶飲料を冷たいまま飲める
1番の特長は、缶ビールや缶ジュースを長時間冷たいままキープしてくれること。製品の表に刻まれたvacuumの文字は「真空」を意味しており、ホルダーの側壁は真空二重構造となっています。
この真空二重構造による保冷パワーについては、この記事の後半で保冷効果を検証をしてみたのであわせてご覧ください。
シンプルで美しいデザイン
缶クーラーの最大の魅力は、スノーピークらしさが感じられるシンプルで無駄のないデザインではないでしょうか。洗練された飽きのこない装いで、壊れるまでずっと使い続けられそう。
また表面の加工も美しく、指紋が残ることもありません。
「缶クーラー350」を実際に使ってみた
ここで缶クーラー350の使い方について紹介します。
まずは缶クーラーを傾けて、缶ビールをゆっくりと入れます。
ポポ
筒の中には、缶を固定するための突起が3カ所ついています。缶を奥まで押し込むと、この突起に缶がガクッと固定される感覚があります。さらに缶を30度ほど回転させると、缶の保持力がアップするそう。
傾けても缶はビクリともせず、抜け出そうな不安感は一切ありません。また飲む時には口元に缶クーラーが触れないように設計されています。
最後に缶を外す時は、缶のフチを掴んでグッと引っ張るだけです。
「缶クーラー350」の保冷効果はスゴイ?
「缶クーラー350」の特長である保冷効果について検証してみました。
検証の方法について
検証方法はシンプル!まずはキンキンに冷えたビール缶を2本用意しました。ひとつは缶クーラー350を装着し、もうひとつはそのままの状態で放置。そして一定時間おきに缶の中の液体の温度を計り、その変化を見ていきます。
ちなみに缶の中身は、ビールではなく水です。というのも検証によって炭酸が抜けたり&ぬるくなったりすることが予想でき、そのままビールを使うのはもったいない気がして…。
というわけでビールは別日に美味しくいただき、空いた缶に水道水を入れて冷蔵庫で冷やしておきました。
ポポ
場所は自宅の縁側。寒い日だと効果が見えにくいのではと思い、天気が良い日に実行しました。おかげで縁側の気温は22.0~29.8℃まで上がり、温暖な環境が整いました。
検証をしてみた
いよいよ検証がスタート!
缶を冷蔵庫から取り出し、すぐに水温を計ると4.1℃でした。ここからどのような温度変化が見られるのでしょうか。
まずは、そのままの状態で放置した缶から水温の推移を見ていきます。
はじめ4.1℃だったのが、30分後には13.0℃に。「ビールの美味しい温度は6℃~13℃」と言われているので、ここがギリ飲みごろでした。
そして1時間後には19.5℃、2時間後には28.6℃となり、外気温とほぼ同じ温度まで上がってしまいました。
ポポ
さて、ココからが検証のメイン!「缶クーラー350」を装着した缶です。
4.1℃から検証がスタート。その30分後、水温は6.3℃でまだキンキンに冷えている状態。そして1時間後は8.0℃、2時間後でも12.9℃でした。
前述の通り「ビールの美味しい温度は6℃~13℃」と言われているので、缶クーラーを装着した場合は2時間経っても飲みごろの温度をキープできていました。
検証の結果
そのまま放置しただけの缶と缶クーラー350を装着した缶、それぞれの中に入った水の温度変化をグラフにまとめました。温度変化の差は、検証スタート後すぐに明白に表れていました。
ポポ
結論、缶クーラー350を使えば2時間経っても美味しいビールが味わえる!ということでした。
缶ビール以外にも使えるのか?
ポポはふと思いました。
ポポ
その時に飲んでいたザ・タンサン(490mL/ペットボトル)で試してみたら見事に入ったのでご紹介。ただし、公式の使用方法ではないので、自己責任でお願いしますネ。
缶クーラーにザ・タンサンを装着するのは、一筋縄ではいきませんでした。
入れるためのポイントは2つ。ラベルをはがすこととキャップを開けることです。キャンプを開け、炭酸を少し抜いた状態にして押し込むと入ります。
「これはイイぞ!」と意気込んで、缶クーラーに入る飲料がほかにもないか調査してみることに。ソフトドリンクやお茶など、いろいろな飲料を買ってきて試してみました!
缶クーラーに入らなかった飲料たち
まずは缶クーラーに入らなかった飲料たちを見ていきます。
▼缶クーラーに入らなかった飲料
コカ・コーラ(500mL/ペットボトル)
ジンジャーエール(500mL/ペットボトル)
生茶 525mL(ペットボトル)
タリーズコーヒー 500mL(ペットボトル)
紅茶花伝 440mL(ペットボトル)
ミニッツメイド 350mL(ペットボトル)
コカ・コーラは、容器の下部分が出っ張っているため入りませんでした。ジンジャーエールと生茶は、入りそうでギリギリ入りません。
ジンジャエールはザ・タンサンを入れたときと同様に、キャンプを開けて少し炭酸を抜いてから試しましたがやはり無理でした。
またタリーズコーヒーと紅茶花伝の短いタイプのペットボトルは底の外周が大きすぎて入らず、ミニッツメイドは底が四角い形状のため入りませんでした。
缶クーラーに入った飲料たち
そして缶クーラーに入った飲料たちです。
▼缶クーラーに入った飲料
三ツ矢サイダー 500mL(ペットボトル)
ポカリスエット 500mL(ペットボトル)
お~いお茶 ほうじ茶 525mL(ペットボトル)
タリーズコーヒー 390mL(缶)
ザ 檸檬クラフト 400mL(缶)
ワンカップジャンボ 300mL(瓶)
三ツ矢サイダーとポカリスエットは入ったのですが、ユルいので傾けて飲む時には注意が必要です。お~いお茶は見事にフィットし、傾けても抜け落ちることはなさそう。
そしてタリーズとザ檸檬クラフトのボトル缶はぴったりフィット。缶ビール使用時と同様の安定感があります。そしてワンカップジャンボも入りましたが、これはユルユル~だったの傾けるときは要注意です。
まとめ
snowpeakの「缶クーラー350」のレビュー記事はいかがでしたか?
ポポは缶クーラーを大変に気に入りました!2021年がはじまって間もないですが、今年イチの買ってよかったキャンプギアになりそうな予感です。そしてサイズ違いの「缶クーラー500」も欲しくなってしまいました。
ポポ
キャンプだけでなく自宅でもガンガン使えますし、缶ビール以外の一部のペットボトル飲料でも使えることから、かなりコスパが高いギアだと確信しています。
またキャンパーさんやビール好きな方へのプレゼントにもピッタリな一品です。
▼今回レビューしたキャンプギアはこちら
▼サイズ違いの500mL缶専用バージョン
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。以上、ポポでした。
後日談
後日談ですが、やっぱり「缶クーラー500」も買っちゃいました!
ポポなら30分とかからずに飲み干してしまう350mL缶専用よりも500mL缶専用の方が保冷効果の恩恵を受けるはず!と思い、購入を決断。
また「缶クーラー350」と同様に、ザ・タンサンやお~いお茶などのペットボトル飲料も入りましたヨ!
ポポ