こんにちは~、ポポです。
今回はポポの愛用テントであるノルディスク「アスガルド12.6」について、ポポ流の設営手順やキレイに張るコツをまとめてお伝えしたいと思います。
デンマークのアウトドアブランド『ノルディスク』から発売されているベル型テントで、ポポが秋冬~春の寒いシーズンに愛用している幕です。
アスガルドの購入を検討している方や、初張り前の方の参考になれば嬉しいです。
ポポ
それではまとめ記事にいってみましょ~
目次
設営前の準備
ペグは何本必要か?

▲アスガルドに付属しているVペグ
ポポが「アスガルド12.6」の設営に使用しているペグの本数は25本です。ところがアスガルドに標準で付属している純正ペグは26本。
この1本の差分は何なのか?
ポポはいつも、テント入口の上から伸びるガイロープにペグを打っていません。なぜならココをペグダウンすると、テントを出入りする際にロープが邪魔になってしまうから。
ちなみにポポは付属の純正ペグは使用せず、使い慣れたスノーピークの鋳造ペグ「ソリッドステーク30」×24本とユニフレームのピンペグ「パワーペグSUS200」×1本の計25本を使用しています。
1本だけ使用しているピンペグは、フロアシートの出入口用です。
地面に埋まるタイプのピンペグは出入口に使用するのに最適です。ソリッドステークのような鍛造ペグはヘッドが地面から突き出るので、出入口での使用は避けたいところ。
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グランドシートは必要か?
グランドシートとは、テントの下に敷く保護シートのことです。ノルディスクからアスガルド専用グランドシートは販売されていませんが、何かしらのシートを準備することをオススメします!
というのも、シート1枚あるだけで撤収がとても楽になります。テントを地面に直敷きすると、フロア裏が結露したり、砂や草が付着してしまいます。そんな状態のままで収納・保管すると汚れやカビの原因に!撤収の時にキレイに拭けばとくに問題はないのですが、それはそれで手間になってしまいます。
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ちなみにポポが使用しているのは、ユタカの「ODグリーンシート#3000」です。グリーンシートの良いところは、その色のおかげでテントの下からチラッと見えても違和感がないところ。やはりブルーシートだとかなり目立ちます。
サイズは3.6m×5.4mを選びました。アスガルドのフロアサイズには合わないので、ハミ出す部分は折り込みます。
▼ポポが使用しているシートはこちら
設営手順とキレイに張る方法
「アスガルド12.6」の設営手順について、キレイに張るコツをまじえながら紹介します。
1.グリーンシートを広げる
まずフロア裏の汚れ防止用としてグリーンシートを敷きます。前述の通りシートは必須ではありませんが、何かしらのシートを敷くのがオススメです。
2.フライとフロアを接続(初回のみ)
グリーンシートの上にテントを広げます。
初設営の時はフライシートとフライが別々の状態なので、2つを接続する必要があります。接続部はファスナー式になっているので、上下の位置を合わせて焦らずゆっくりとファスナーを閉めるだけでOKです。
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余談ですが…ポポはいつも、フライシートとフロアを接続したままの状態で片付けをしています。接続したままの状態でも収納袋に入るし、次回の設営時間が大幅に短縮できます。
3.フロアをペグダウン
テントを広げた時にテントの向きを決めて、出入口の場所を確定させます。そして出入口にあるフロアのリングにペグを打ちます。
出入口をペグダウンしたら、その反対側へと移動。そして出来る限りフロアを引っ張ってから、その箇所のフロアのリングにペグを打つのがキレイに張るコツです。ここでフロアをしっかりと伸ばしておかないと、中がシワッシワの状態のまま設営してしまうことに。
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その他の箇所もフロアをピンと伸ばすようなイメージで、引っ張りながら順次ペグを打ちます。またこのタイミングで、はみ出ているグランドシートは内側に折り込みます。
ここでのポイントは、出入口以外のペグは浅めに打つこと。最後にフライのベルトとスカートのゴムリングをペグに引っかける必要があるので、その分の隙間を空けておきましょう。
4.ポールを立てる
ポールを組み立てます。アスガルドで使用するポールは2本。センターポールと出入口のA型ポールです。組み立て方法は、ポールを伸ばして各節を差し込むだけ。
次にテントの中に入り込んで、ポールを立てます。まずはセンターポールから。センターポールは長さの調節が可能なので、はじめは1番短い状態で立てておきます。
次に出入口のA型ポールを立てます。中央部を出入口上にある穴に差し込み、脚はフロアのポケットに入れます。
ここでソッとテントから出ましょう。ポールがグラグラと安定しないので不安に感じるかもしれませんが、強風が吹き荒れる日でない限り倒れることはありません。
そしてココでのポイントは、出入口のファスナーを閉じること。開けたままの状態で次の手順に進み出入口の両サイドにあるガイロープを張ってしまうと、あとになって「あれ?ファスナー閉まらない!泣」なんてことも。
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5.フライシートをペグダウン
次はフライシートのガイロープをペグダウンしていきます。
この時に端から順にペグを打つのではなく、「1カ所打ったら次はその反対側…」というように対角線上の位置を順次ペグダウンしていきましょう。相対する位置でバランスを取りながらほどよくテンションをかけるのがキレイに張るコツです。
そしてココでのもうひとつのポイントは、このタイミングでロープを張りすぎないこと。テンションをかけすぎると、最終調整時にセンターポールを伸ばすことができなくなるのです。
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6.最終調整して完成
いよいよ最終調整です!
まずはテントの中に入って、センターポールの高さを調整します。1番短い状態になっているはずなので、幕の張りに余裕があればポールを伸ばして高さを調整します。
そしてテントから出たら、ふたたび出入口のファスナーは閉めておきましょう。
その後、フロアリングに打ったペグにフライシートのベルトとスカートのゴムリングを引っかけます。フライシートのベルトは長さの調節が可能なので、ここでテンションをかけましょう。
そして最後に、フライシートのガイロープにしっかりとテンションをかけます。これで幕の表面がパリッとし、全体がキレイに見えるはずです。
これで設営が完了です!
ポポ
最後に
「アスガルド12.6」の設営手順とキレイに張るコツまとめはいかがでしたか?
ハッキリ言って、打つペグの本数は多いです。しかし設営方法は非常にシンプル!なので慣れてしまえば早いです。
では最後に、設営のコツをおさらいしておきましょう。
- グランドシートはぜひとも用意したい
- フロアは引っ張ってからペグ打ち
- ポールを立てたあとは出入口を閉める
ポポ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。以上、ポポでした。
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