こんにちは~、ポポです。
今回は、秋冬そして春先の寒いシーズン用テントとして2年愛用しているノルディスクの「アスガルド12.6」をレビューします。
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冬用テントやコットン製テントの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。では、レビュー記事にいってみましょ~
目次
「アスガルド12.6」とは
「アスガルド12.6」はデンマークのアウトドアブランド『ノルディスク』から発売されているベル型テントです。
「12.6」とはサイズ表記を意味しています。アスガルドには3つのサイズがあり「7.1」は最大3人、「12.6」は最大6人、「19.6」は最大10人が横になれる広さです。
ポポ
はじめ購入する際に戸惑うのが、フライシートとフロアがそれぞれ別売りにされていること。お座敷キャンプをするなら、フロアもセットで購入しましょう。
またフライシートのみでも設営可能で、サイドウォールを巻き上げてタープとして使用することも可能。(ポポはまだやったことありません)
ここで簡単にスペックを紹介します。
▼フライシート
フライシート | |
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本体サイズ | 400×375×250(h)mm |
重量 | 21kg |
耐水圧 | 350mm |
スチール製のポール2本とV型ペグ26本が付属品としてついてきます。また素材はコットン35%/ポリエステル65%のTC(テクニカルコットン)です。
フロア | |
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本体サイズ | 400×375cm |
重量 | 8.9kg |
フロアは100%防水の150Dターポリン素材で出来ています。
ちなみにポポが愛用してるのはTC素材ですが、コットン100%仕様のアスガルドも発売されています。やはりコットン100%の方が質感・機能性に優れていますが、その分お値段と重量が上がります。ただアスガルドを2年使ってみて、TC素材の選択を後悔したことは1度もありません。なのでTC素材でも充分におすすめできるテントだと思います。
「アスガルド12.6」の特長と愛用している理由
かわいい
アスガルド最大の魅力は、このビジュアルにあると言っても過言ではないでしょう。
可愛らしいベル型のフォルム、素朴な雰囲気のアイボリーカラー、ロゴマークの白くま。どこを切り取っても可愛い!(個人の感想です)
また夜にはアイボリーカラーの幕が夜空に映えて、何枚でも写真を撮りたくなってしまいます。
結露しにくい
「アスガルド12.6」はTC(テクニカルコットン)素材なので、ナイロン製テントに比べると明らかに結露しにくいです。
事実、アスガルドを2年に渡って使用してみて、幕の内部が結露したことは1度もありません。
広々~なゆったり空間
ポポはいつも最大6人用の「アスガルド12.6」を彼氏と2人で使用しています。なので幕内は広くて当然!なのですが、ここで語りたいのはベル型ゆえのデッドスペース消滅現象です。
ベル型テントの構造上の特長はテントの側面に立ち上がりがあること。ティピ型テントと比較すると分かりやすいのですが、サイドパネルが立ち上がっていることで無駄な空間がなくなり、フロアスペースを広く取ることができるのです。
テント内のレイアウトは奥を就寝スペース、そして手前にはテーブルや座布団を置いてリビングスペースとしています。
設営・撤収が意外と楽チン
「アスガルド12.6」はそこそこ大きなテントなので、設営・撤収に時間がかかりそうなイメージがありました。しかし実際のところはテントの構造がシンプルでパーツが少ないこともあり、意外と簡単で時間がかからないのです。
ここで簡単に設営手順を紹介します。

テントを広げて、フロアをペグダウンします。(購入時はフライシートとフロアが別なので、ジッパーで接続する必要あり。)

テントの中に潜り込んで、ポールを立てます。

フライシートのガイロープをペグダウンします。

テンションを調整したら完成です!
設営時間は、1人でやっても約30分。撤収なら約20分で完了です。
ポポ
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ストーブINで暖かなお座敷キャンプ
幕内でストーブを使用した冬のあったかお座敷キャンプを夢見たポポ。しかし、テント内での暖房器具の使用は一酸化炭素中毒など事故のリスクと隣り合わせ。
そこで大切なのが幕内の換気機能!暖房器具の使用におけるリスク管理に直結するだけでなく、テント内で快適に過ごすための湿温度調節にも重要な役割を担います。
アスガルドの天井部にはベンチレーションが付いています。このベンチレーションは常にOPENの状態になっており、ここからテント内の空気を外に排出してくれます。
またベンチレーション機能を高めてくれるのが、サイドパネルにある窓。ここから空気を取り込んで幕内の換気をします。
また窓と出入口には目の細かいメッシュが付いていて、虫の侵入対策はもちろん幕内から景色を楽しむこともできます。
「アスガルド12.6」の気になる点
汚れが目立つ
素朴な雰囲気のアイボリーカラーが特長のアスガルドですが、その色であるがゆえに汚れが目立ちやすいです。
毎回撤収時には汚れていないかをしっかりチェック。汚れがある場合には、濡れタオルで生地を叩くように拭いたあと乾拭きします。
ちなみにテントの汚れで多いのは樹液や鳥フン。なるべく木の真下には設営しないよう注意しておくと良いでしょう。
収納サイズがデカくて重い
アスガルドはTC(テクニカルコットン)素材のため、ナイロン製テントなどに比べて収納時のサイズが大きく、重量も重いです。
ポポはいつもフライシートとフロアをジッパーで接続した状態で収納袋に入れています。その重さはナント約30kg!
しかしそんな重いテントもコツさえ掴めば1人で持ち運びが可能。ポイントは収納袋のハンドルを両肩に引っ掛けて持ち上げること。
ポポ
雨天時の撤収は避けたい
どんなキャンプも雨天時の撤収は苦労するものですが、とくに「アスガルド12.6」は雨の日の撤収を避けたいテントです。
その理由は、濡れたアスガルドの撤収が大変そうだから。(実際に雨天時に撤収したことはない)
雨に濡れたアスガルドは確実に重く、そして嵩張ることでしょう。事実、ポポの愛車はコンパクトカーでいつもキャンプの時は積載がパッツンパッツン状態。そこに濡れて膨らんだアスガルドが収まるはずもありません。
ポポ
また家に持ち帰れたとしても、自宅にアスガルドを干すスペースがありまテン!
というわけでポポ個人的には乾燥撤収できる見込みがない雨の日には使用したくないテントです。
まとめ
ノルディスクのベル型テント「アスガルド12.6」のレビュー記事はいかがでしたか?
肌寒くなる秋から真冬、そして春先まで幅広い季節に対応できる「アスガルド12.6」はとても重宝するテントです。
ポポ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。以上、ポポでした。
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