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夏用テントとして愛用!MSR「エリクサー4」の本音レビュー

MSRエリクサー4

こんにちは、ポポです。

今回は、愛用して1年になるMSRテントエリクサー4」をレビューします。初夏~初秋の暑いシーズンにメイン使いしている幕です。

▼今回レビューするキャンプギアはこちら

テントの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。それでは、レビュー記事にいってみましょ~

「エリクサー4」を買った理由

MSRエリクサー4を購入

そもそも「エリクサー4」を買った理由は、あらゆる天候に対応できる夏用テントが欲しいという思いからでした。

スノーピークの2ルームテントとノルディスクのコットンテント

すでに持っていたテントは設営時間が必要な2ルームテントと、雨の日には使いたくないコットンテント

ポポ

梅雨暑い真夏でも気持ちよく使えるテントはないか~

というわけで、欲しいテントのポイントをまとめると・・・

  • 設営が簡単
  • 風通しが良い
  • 自宅で乾燥させるのに苦労しないサイズ

となり、この条件にマッチするのが「エリクサー4」でした。

MSRエリクサー4 ロゴマーク拡大

他にも条件に合うテントはあったでしょうが、白赤カラーの格好良さフォルムの美しさ最後の決め手になりました。

ポポ

ロゴもカッコイイよね

「エリクサー4」とは

MSRのステッカー

エリクサー4」は、1969年創業アメリカ発アウトドアブランドであるMSRMountain Safety Researchの略称)から発売されている3シーズンに対応したバックパッキングテントです。

MSRのエリクサー4をフレームを組んで地面に広げる

同シリーズとしてエリクサー1~4までがラインナップされており、語尾の数字は定員人数を表しています。つまり「エリクサー4」は4人用モデルということです。

ここで簡単にスペックを紹介します▼

スペック
総重量4260g
設営サイズ375×223×121(h)cm
収納サイズ56×20cm

MSRエリクサー4のパッケージ内容

パッケージ内容はアルミフレームテント本体レインフライペグ×12本フットプリント(いわゆるグランドシート的なモノ)。

エリクサーシリーズは、同メーカーの他モデルに比べて厚手の生地を使用しているため耐久性が高いそう。またテント本体レインフライには耐久撥水加工がされており、耐水圧レインフライ1,500mmフロア3,000mmとなっています。

MSRエリクサー4の収納サイズ

収納サイズはとってもコンパクト!所有している他のテント(2ルームやコットンテント)に比べて圧倒的に軽く、簡単に持ち運べます。

MSRエリクサー4の保証書

また購入から3年間の保証期間も付いおり、日本国内MSRの正規販売代理店があることも安心できるポイントです。

実際に使って気づいたGOODポイント

設営が超カンタン

久住高原オートビレッジ:キャンプ日記 大雨が降り出す

急な悪天候でも素早く設営できるよう設計されたバックパッキングテント「エリクサー4」。設営方法はとてもシンプルで、1人でもスピーディーにテントを組み立てることができます。

ポポ

設営方法を簡単に紹介します

MSRエリクサー4の設営(フットプリントとユタカシートを敷く)

まずは付属のフットプリントを広げて、4隅をペグで固定します。

通常はそれだけでOKですが、ポポは地面に埋まった石などによるフロア破れを防ぐため、ユタカシートを敷いています。

ポポ

心配性なんですヨ

MSRエリクサー4の設営(テントを広げてペグにひっかける)

フットプリントの上にテント本体を広げ、4隅のループすでに打ったペグ引っかけて固定します

ポポ

テント本体を固定する際、入口の場所だけ気を付けよう

MSRエリクサー4の設営(フレームを準備する)

次にフレームを準備。

MSRエリクサー4の設営(フレームを組み立てる)

フレームをパキパキと組み立てます。メインフレームはかなりのロングサイズです。

MSRエリクサー4の設営(同色のフレームにグロメットに挿入する)

メインフレームは、灰色2本のフレームが2ヵ所で接続された状態になっています。それぞれのフレームを、同色テントフットプリントグロメットに差し込みます。

MSRエリクサー4の設営(メインポールを取り付ける)

2本のフレームの接続部分をスムーズに動かして、フレームを交差させながら差し込むのがポイント。写真のようにフレームがシャネルのマークみたいに立ち上がります

ポポ

ここまでくれば、設営のゴールは目前!

MSRエリクサー4の設営(同色のフレームにクリップをかける)

テント吊り下げフック式で立ち上げます。灰色のクリップを同色のフレームにパチパチと引っかけていくだけ

MSRエリクサー4の設営(天井にポールを取り付ける)

最後に短い赤フレーム天井上に通し入口上にある2ヵ所のグロメットに差し込みます。

MSRエリクサー4の設営(テント設営完了)

テントの設営が完了です!

暑い日はこのまま使用しますが、朝夜が冷えるシーズン雨天の場合にはレインフライを取り付けます。

ポポ

レインフライの取り付けも簡単にご紹介します

MSRエリクサー4の設営(レインフライのグロメットをフレームにひっかける)

レインフライ裏側中央にある2つのグロメットを、最後に取り付けた短いフレームの両端に引っかけます

MSRエリクサー4の設営(レインフライをペグで固定する)

あとはレインフライがピンッと張るまでループを引っ張り出してペグで固定し、グロメット4隅のフレームを差し込みます

どちらも固定した後ベルトの長さを調整できるので、初心者でもキレイに張ることができます

MSRエリクサー4の設営(レインフライの装着が完了)

レインフライの取り付けが完了!

各パーツが色分けしてあることパーツの前後左右が設営に影響しないこと(テントの入口方向だけは注意が必要デス)が、設営時間短縮につながっているポイントだと思います。

幕内空間が広い

MSRエリクサー4

エリクサー4を実際に使ってみて1番驚いたのは、幕内空間の広さでした。写真でもわかるように側面の立ち上がりがほぼ垂直になっていることで箱型に近い空間が出来上がり、無駄なスペースはほとんどありません。

MSRエリクサー4 テント内が広い

フロアは1辺が2.23mの正方形となっており、広さは2畳半以上あります。室内の最大高は121cmで、天井と側面に広がる大きなメッシュ面により閉塞感は全くありません

MSRエリクサー4 テント内のレイアウト

幕内のレイアウトはこんな感じ。ワイドサイズのマットレス2つにサイドテーブルとしてユニフレームのフィールドラックを置いて丁度いい広さです。残りのスペースには着替えなどの荷物を置いてもまだ余裕があります

MSRエリクサー4 テント内からの景色

両サイドには大きな出入口があるので、2人で使用する時も相手に気兼ねなくテントから出入りすることができます

MSRエリクサー4のファスナー部分

また出入口のジッパー蓄光タイプになっており、夜間でも見やすいように設計されています。

MSRエリクサー4の前室

レインフライ取り付け時には各出入口に十分な広さのある前室があり、靴やギアの置き場が確保できます。

風通しバツグン

MSRエリクサー4 テント内の大きなメッシュ面

写真でもわかる通り、エリクサー4天井側面には大きなメッシュ面が広がっています。このメッシュ面により風通しはバツグンで、夏でも気持ちよく過ごせます

そしてこのマイクロメッシュ目がとても細かいため、虫の進入もほとんどありません

MSRエリクサー4のレインフライにあるベンチレーション

ちなみにレインフライには、開閉式のベンチレーション2ヵ所ついています。

超便利なポケットとループ

MSRエリクサー4 テント内にあるメッシュポケット

エリクサー4のテント内には、小物を収納できるメッシュポケットがあります。

MSRエリクサー4 テント内にあるメッシュポケットは計6か所

しかもポケットは側面天井計6つもあるのです!ちびランタンスマホティッシュなどちょっとしたモノを収納するのにとても重宝します。

MSRエリクサー4の天井ループにたねほおずきをぶら下げる

そして天井に付いているループは、スノーピークLEDランタンたねほおずき」をぶら下げるのにピッタリでした。

▼「たねほおずき」レビュー記事もどうぞ
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まとめ

MSRエリクサー4

MSRテントエリクサー4」のレビュー記事はいかがでしたか?

ここまでポジティブ要素ばかりをご紹介してきましたが、実際のところネガティブな要素があまり思いつかなかったのです。強いて言うならば真冬の使用は厳しいこと生地の白い部分が汚れやすいこと火の粉には弱いので焚き火は気を付けることくらいでしょうか。

MSRエリクサー4

というわけで結論!「エリクサー4」は夏用テントとしてあらゆる天候に対応しながら快適な幕内空間を実現してくれる「エリクサー4」は、大のお気に入り幕になりました。

ポポ

買ってヨカッタ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。以上、ポポでした。

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