こんにちは、ポポです。
今回は、愛用して1年になるMSRのテント「エリクサー4」をレビューします。初夏~初秋の暑いシーズンにメイン使いしている幕です。
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テントの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。それでは、レビュー記事にいってみましょ~
「エリクサー4」を買った理由
そもそも「エリクサー4」を買った理由は、あらゆる天候に対応できる夏用テントが欲しいという思いからでした。
すでに持っていたテントは設営時間が必要な2ルームテントと、雨の日には使いたくないコットンテント。
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というわけで、欲しいテントのポイントをまとめると・・・
- 設営が簡単
- 風通しが良い
- 自宅で乾燥させるのに苦労しないサイズ
となり、この条件にマッチするのが「エリクサー4」でした。
他にも条件に合うテントはあったでしょうが、白赤カラーの格好良さとフォルムの美しさが最後の決め手になりました。
ポポ
「エリクサー4」とは
「エリクサー4」は、1969年創業のアメリカ発アウトドアブランドであるMSR(Mountain Safety Researchの略称)から発売されている3シーズンに対応したバックパッキングテントです。
同シリーズとしてエリクサー1~4までがラインナップされており、語尾の数字は定員人数を表しています。つまり「エリクサー4」は4人用モデルということです。
ここで簡単にスペックを紹介します▼
スペック | |
---|---|
総重量 | 4260g |
設営サイズ | 375×223×121(h)cm |
収納サイズ | 56×20cm |
パッケージ内容はアルミフレーム、テント本体、レインフライ、ペグ×12本、フットプリント(いわゆるグランドシート的なモノ)。
エリクサーシリーズは、同メーカーの他モデルに比べて厚手の生地を使用しているため耐久性が高いそう。またテント本体とレインフライには耐久撥水加工がされており、耐水圧はレインフライ1,500mm、フロア3,000mmとなっています。
収納サイズはとってもコンパクト!所有している他のテント(2ルームやコットンテント)に比べて圧倒的に軽く、簡単に持ち運べます。
また購入から3年間の保証期間も付いおり、日本国内にMSRの正規販売代理店があることも安心できるポイントです。
実際に使って気づいたGOODポイント
設営が超カンタン
急な悪天候でも素早く設営できるよう設計されたバックパッキングテント「エリクサー4」。設営方法はとてもシンプルで、1人でもスピーディーにテントを組み立てることができます。
ポポ
まずは付属のフットプリントを広げて、4隅をペグで固定します。
通常はそれだけでOKですが、ポポは地面に埋まった石などによるフロア破れを防ぐため、ユタカシートを敷いています。
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フットプリントの上にテント本体を広げ、4隅のループをすでに打ったペグに引っかけて固定します。
ポポ
次にフレームを準備。
フレームをパキパキと組み立てます。メインフレームはかなりのロングサイズです。
メインフレームは、赤と灰色の2本のフレームが2ヵ所で接続された状態になっています。それぞれのフレームを、同色のテントとフットプリントのグロメットに差し込みます。
2本のフレームの接続部分をスムーズに動かして、フレームを交差させながら差し込むのがポイント。写真のようにフレームがシャネルのマークみたいに立ち上がります。
ポポ
テントは吊り下げフック式で立ち上げます。赤と灰色のクリップを同色のフレームにパチパチと引っかけていくだけ。
最後に短い赤フレームを天井上に通し、入口上にある2ヵ所のグロメットに差し込みます。
テントの設営が完了です!
暑い日はこのまま使用しますが、朝夜が冷えるシーズンや雨天の場合にはレインフライを取り付けます。
ポポ
レインフライの裏側中央にある2つのグロメットを、最後に取り付けた短いフレームの両端に引っかけます。
あとはレインフライがピンッと張るまでループを引っ張り出してペグで固定し、グロメットは4隅のフレームを差し込みます。
どちらも固定した後でベルトの長さを調整できるので、初心者でもキレイに張ることができます。
レインフライの取り付けが完了!
各パーツが色分けしてあることやパーツの前後左右が設営に影響しないこと(テントの入口方向だけは注意が必要デス)が、設営時間短縮につながっているポイントだと思います。
幕内空間が広い
「エリクサー4」を実際に使ってみて1番驚いたのは、幕内空間の広さでした。写真でもわかるように側面の立ち上がりがほぼ垂直になっていることで箱型に近い空間が出来上がり、無駄なスペースはほとんどありません。
フロアは1辺が2.23mの正方形となっており、広さは2畳半以上あります。室内の最大高は121cmで、天井と側面に広がる大きなメッシュ面により閉塞感は全くありません。
幕内のレイアウトはこんな感じ。ワイドサイズのマットレス2つにサイドテーブルとしてユニフレームのフィールドラックを置いて丁度いい広さです。残りのスペースには着替えなどの荷物を置いてもまだ余裕があります。
両サイドには大きな出入口があるので、2人で使用する時も相手に気兼ねなくテントから出入りすることができます。
また出入口のジッパーは蓄光タイプになっており、夜間でも見やすいように設計されています。
レインフライ取り付け時には各出入口に十分な広さのある前室があり、靴やギアの置き場が確保できます。
風通しバツグン
写真でもわかる通り、「エリクサー4」の天井と側面には大きなメッシュ面が広がっています。このメッシュ面により風通しはバツグンで、夏でも気持ちよく過ごせます。
そしてこのマイクロメッシュは目がとても細かいため、虫の進入もほとんどありません。
ちなみにレインフライには、開閉式のベンチレーションが2ヵ所ついています。
超便利なポケットとループ
「エリクサー4」のテント内には、小物を収納できるメッシュポケットがあります。
しかもポケットは側面と天井に計6つもあるのです!ちびランタンやスマホ、ティッシュなどちょっとしたモノを収納するのにとても重宝します。
そして天井に付いているループは、スノーピークのLEDランタン「たねほおずき」をぶら下げるのにピッタリでした。
▼「たねほおずき」レビュー記事もどうぞ
愛用歴1.5年!スノーピーク「たねほおずき」の本音レビュー
まとめ
MSRのテント「エリクサー4」のレビュー記事はいかがでしたか?
ここまでポジティブ要素ばかりをご紹介してきましたが、実際のところネガティブな要素があまり思いつかなかったのです。強いて言うならば真冬の使用は厳しいこと、生地の白い部分が汚れやすいこと、火の粉には弱いので焚き火は気を付けることくらいでしょうか。
というわけで結論!「エリクサー4」は夏用テントとしてあらゆる天候に対応しながらも快適な幕内空間を実現してくれる「エリクサー4」は、大のお気に入り幕になりました。
ポポ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。以上、ポポでした。
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